2005年07月23日

骨の無い過去5(-_-)

いよいよ大詰めです
そう『ヤング骨なしGoGoアメリカ』です
(この恥ずかしいタイトル、もう書かなくて・・)

楽しい時間には何故か終わりがきます
LAでの楽しい暮らしにも同じ様に、


まるでそうなる事が最初から決まっていたように・・



ヤング骨なしは、もう永住権を手に入れる事は出来なくなりました

とうとう米国政府から例の”宣言”がでてしまいました(まだの人はここ


ショックでした・・

後頭部を大ハンマーでジャストミートされたくらいの衝撃でした


それでも、諦めた訳ではなく
「まだまだ手はあるさ!」と、
日常の業務はつづける



ヤング骨なしが引き抜かれてきた店は、
料理を中心にしたラーメン店で

まだオープンして間が無い、新しい店でしたが
立地条件も良く、一日$2000以上の売上を誇る繁盛店で

スタッフは、厨房6名、ホール6名総勢12名の大世帯



その中でヤング骨なしとチーフのみが中華の専門


但し、チーフはラーメン屋さん出身で、
ヤング骨なしは、料理屋出身
技術に関しては料理屋出身のヤング骨なしがトップ
更に全従業員の中でヤング骨なしが一番年下という歪な形・・


そこは、職人社会で揉まれていたヤング骨なし、
波を立てないよう配慮

率先して下働きもしましたし
頼られれば、技術を生かした仕事もバリバリやりました

自然と周りは年齢には関係なく、技術的なことはヤング骨なしに頼る様に

面白くないのはチーフ・・



そんな状態が何ヶ月もつづいたある日、

それまでホールの中核だったミヨちゃんとマリちゃんがスキー留学の為
(合法的にアメリカに滞在する為でもあります)
3ヶ月の日程で一旦カナダへと出国したため、

変わりにきた新人ウェイトレスのミユキちゃんと、仲良く仕事をしていると


チーフにえらくからまれ、お互い色々鬱積していたものが、ここに来て露呈

大喧嘩となり、追い出される形で退店させられることに・・



後でヤング骨なしのアパートまでオーナーが謝罪に来るも
チーフとヤング骨なしを入れ替える事は、色々な事情も有り、不可能



その一週間後、申請していた(永住権とは別物です)

ソーシャルセキュリティーナンバー(社会保障番号)の申請の無効が告げられる



これで、アメリカでの社会生活は不可能になりました



その辺で、働くことすら出来ません






この時点でヤング骨なしの心を折るには十分の材料が揃うことになり


ケンちゃんも、ジュンちゃんも、ミチコさんも・・皆が心配してくれました

「はははっ!なんとかなるっしょ!」

と、気丈に振舞うも、やはり若造

なまじっか蓄えが有るが故





次第に酒に溺れ、





堕落した毎日を送り始める・・





完全に













自分を見失いました



ぎりぎりの処で、なんとか踏み止まり
人として生きていられるのは、やはり仲間のお陰です


堕落した生活が2ヶ月ほど続いた頃、ミチコさんから
「一度日本に帰って考えなよ、このままじゃ駄目になるよ」
と言われ、


1週間悩んで帰国を決意


周囲に
「来週帰国します」
と宣言、帰国のために身辺の整理をする





帰国3日前
カナダへ行っていたミヨちゃんとマリちゃんが戻ってきたらしい


何故かミヨちゃんは、ヤング骨なしにだけお土産を買って来ていました
その意味が理解出来ないヤング骨なし






帰国2日前の夜
ヤング骨なしの為に皆が、送別会を開いてくれました
盛大で、賑やかな、明るいヤング骨なしとの別れを惜しむ様に



全部で20人位いました、
半分は女性、ミヨちゃんもいました


ミヨちゃんは、ヤング骨なしより5歳おねえさん、明るく活発で
背が小さく、全体的に小柄、華奢な手足にベビーフェイス

10代でも通るくらい若く見える女性でした


終わり際に、女性は順番に、ヤング骨なしにキスをしてくれました



頬に、おでこに・・



ミヨちゃんの順番が来た時






彼女は、ヤング骨なしの首にしがみついて





背伸びをしながら、唇を唇へ・・




優しく、熱く、甘いキス・・





不覚にも、この時初めて彼女の好意に気づきました




彼女の愛情は、唇から直接ヤング骨なしの心を直撃しました




ミヨちゃんの目には涙が溢れていました





周りの仲間も泣いていました







自分の部屋に戻り、泣きました
父親が死んだ日以来始めて・・




その日その部屋に泊まるのは最後です


青春の全てがそこにありました



まだまだ短いとはいえ、人生全てが


ミヨちゃんの想いに答えてあげれない自分


堕落した自分


アメリカに負けた自分



そして、夢に負けた自分

悔しくて、悲しくて、不甲斐なくて







翌日、三人に送ってもらって
LAを発ちました、再会を誓い合って






と、こんな感じのアメリカ暮らしでした
長々と、お付き合い頂きありがとうございました

m(__)m

本日の「まかなひ」
  (昼)暑い!故に
   サラダ冷麺
  
  (夜)卵スープ
  豚キムチ風もやし炒め
  油淋鶏 
posted by 骨なし at 17:00| 兵庫 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | 過去話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
意外に思わず泣いちゃった(;_;)だって、あんなに楽しみにしてた連載が5話て…(そこかよっ(^^;)
Posted by へび娘 at 2005年07月23日 17:19
こんちゅわ、自称スーツの似合う女、ムウです(ホラふき)
若い時は無謀なことも苦難なことも、やってしまうもの…。それが若さなのかも☆
堕落や失敗、挑戦を経験した方は、だらだら日々を過ごしてる人よりいろいろ大きくなるものです。大きく……なにが…(^^;;;

連載終わってサミシー!うわぁぁ〜ん。
Posted by すたーらいとムウ at 2005年07月23日 17:41
思いっきり走りぬいて、思いっきり落ちた訳ですね。
若さですべて許されます。
若さだからこそ、乗り切った季節です。
中年になってからだとキツイですよね。
5話完結は惜しいですね。
別のblogたててもっと長編書けるんじゃないんですか?
Posted by 神井 at 2005年07月23日 22:51
>へび娘さん
切ない恋の話ざんしょ?
涙無くしてかたれない・・よよよっ(泣)

>ムウさん
大きくしていきましょう!色々と!
態度だけは、大きくしたくないね(笑)

>神井さん
私、いまでも全力疾走ですよ、年甲斐もなく(笑)
意気切れして大変ですけど・・

一応完結していますが、この間のエピソードを時々書く為の布石みたいなものです(笑)
ヤング骨なしの置かれた状況を説明がてら、書いてみました。
Posted by 骨なし at 2005年07月24日 01:42
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